慢性頭痛

慢性頭痛とは

慢性頭痛とは、はっきりとした原因があるわけではないのに繰り返し起こる頭痛に悩まされるタイプを言います。いわゆる「頭痛持ち」の頭痛です。頭痛全体の8割近くはこの慢性頭痛です。

慢性頭痛のタイプ

  • 片頭痛

    頭痛がする箇所が片側であることが多く、脈を打つようにズキンズキン痛むのが特徴です。ひどい場合は動けなくなりますし、吐いてしまうこともしばしばみられます。
    「閃輝暗点」と呼ばれる前兆があることが特徴ですが、片頭痛がある人全てに起こるわけではありません。
    女性に多い頭痛のタイプです。

  • 緊張型頭痛

    肩や後頚部の凝り、ストレスなどが原因で「ヘルメットを被ったような」頭全体を締め付ける痛みが出ることが特徴です。筋肉の凝りは血流の低下で引き起こされます。
    同じ姿勢のまま何時間も過ごしたり、運動不足によって首や肩の筋肉の血流が悪くなることが主な原因です。

  • 群発頭痛

    片頭痛とは異なり、男性に多いタイプの頭痛です。「目をえぐられるような」激しい頭痛が特徴で、一度頭痛が起こるとしばらく(数ヶ月)続くことがあります。必ず「片側」に起こると言われています。涙や鼻水、目の充血、腫れを伴うことがあります。

慢性頭痛の治療

慢性頭痛はその種類によって対処法が異なります。

片頭痛
脳血管の拡張によって周囲の三叉神経が刺激を受けて痛みが生じるため、「トリプタン製剤」と呼ばれる血管と三叉神経両方に作用する薬を使用します。
ただし、薬によって「薬物乱用頭痛」が引き起こされる可能性があり、飲み過ぎには注意が必要です。
緊張型頭痛
このタイプの頭痛はまず筋肉の凝りをほぐすことが大切です。
ぬるめのお風呂に入ってしっかり首回りをマッサージする、適度な運動によって血流を促進させる、そして精神的なストレスを上手に解消することが肝要です。
群発頭痛
できるだけ速やかに、発作が起こったら「高濃度酸素」を投与することが第一の治療です。また、スマトリプタンと呼ばれる注射薬も効果的で、近年自己注射ができるようになりました。

日頃からストレスを溜め込まないように発散できるコツを見つけましょう。

薬物療法としては鎮痛薬の他、抗うつ薬や抗不安薬、筋弛緩薬を服用してもらうことがありますが、効果は限定的です。

診療案内・料金ページのトップに戻る