MCIスクリーニング検査

MCIスクリーニング検査とは

認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)のリスクを調べることの出来る血液検査です。
軽度認知障害は(MCI)は、健常者と認知症の中間の段階を指します。通常の日常生活には問題はありませんが、認知症の予備軍とも言われ、そのまま放置されると5年で50%以上が認知症に進行してしまうと言われております。
しかし、最近の研究では、MCIの段階で適切な予防や治療を行えば認知症の発症を防ぐこと、遅らせることが可能と言われており、MCIの段階での対処は認知症予防の上で非常に重要です。

健常、MCI、アルツハイマー病の時間の経過と進行の経過の比較

MCIスクリーニング検査の特徴

アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドが脳内に蓄積されて神経細胞がダメージを受けることで発症します。本検査では、このアミロイドベータペプチドを排除する機能を持った3つのタンパク質の血中濃度を調べることでアミロイドベータペプチドへの「防御力」を算定し、間接的に認知症のリスクを予測しております。

MCIスクリーニング検査の図

MCIスクリーニング検査で早期に認知症のリスクを知り、
適切な対処・予防を行うことで、認知症の予防が可能になります。
当院で実施中ですのでご関心のある方はご相談ください。